再生は破壊され尽くされないとしないものなんでしょう。自我の破壊もまた神の愛ですね。間違ったひとつの生き方が破壊されるには最低約10年はかかりますね。
人間はそこまで行かないと救われないのでしょう。破滅は救いの始まりですね。
人は成功した方法に執着して破滅する。破滅し切るというのが必要なんでしょうね。
もちろん破滅は破滅のままで終わる確率の方が高いですけど、そこに縁と気付きがあるかどうかですね。奇跡的な縁があっても気付きが無ければどうしようもない。
天風先生はカリアッパ師との縁と直感があった。
天風教義を学ぶにしても、他の何かの教えを学ぶにしても、今までの自分の価値観の上に新しい知識を乗せようとする。今までの自分の価値感に合わない部分は勝手に捨てる。要するにつまみ食い的に自分にとって都合の良い部分だけを頭の中に入れる。で、知識と屁理屈だけで分かったつもりになる。これがほとんどの人の現実ですね。コップの中を空っぽにすることが、クンバハカや安定打坐より一番難しいのです。
PR