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天風教義

日向ぼっこ村のこのHPを見て若い人から勉強方法について質問がありました。次のように回答しました。他の人にも参考になるかも知れませんのでここに載せます。私は天風先生の直弟子の山田先生から学んだことを若い人に伝えていきたいと思い天風会にいるのですが、伝えるにはやはり3年以上天風会で基本を学び、分からないことが分かり始めた人に始めて伝えることが出来ると思っているので若い人には続けて欲しいと思いますね。1,2年でやめていく心のレベルの人は、その後もそれなりにいろんなところでいろんな学びをして欲しいと思います。学びも縁ですから、相性もあるし。これが一番で他は二流と人に押しつけることは出来ません。
『最上の方法は無いと思いますね。前に進めば進むほど分からないということが分かってきますから。
分かったつもりになっている状態が一番幸せかも知れませんが、真理の会得とはかけ離れています。
少なくとも3年間は天風会の各行事に参加して欲しいです。特に夏期修練会は基本です。人にもよりますが、概ね3年間は雑念・妄念との戦いになると思います。3年経つと自分が欲しい知識は天風会に参加しても、まあ、期待するほどのものは得られないと思います。天風会に参加することは知識を得るためではなく、習慣を身につけるためと考えてください。
3年目以降の夏期修練会は1年に一回、基本に戻るということで大事です。知識を得るためでなく自分の中の感覚を確認するために毎年同じことをする必要があります。「毎年同じことをするだけだから参加しても面白くないし、内容は分かっているから」ということでやめていく人が多いですが、知識を求めるとそういうことになります。自分の中の細胞で感じる感覚を掴むということを始めると毎年新しいです。自分の中の細胞との対話になりますから。
3年間は天風会が販売している天風先生の書籍をすべて読破してください。天風教義について解説している他の人の出版本は読む必要はありません。天風先生の講演テープ(できたらCDよりテープの方が良いです)は順次すべて買ってください。その中で特に重要なのが「神人瞑合」ですね。これは何回も何回も聴いてください。最後の20分から30分を別のテープにコピーして、それを使って養動法と安定打坐の道具として利用してください。できたらそれを1年ぐらい続けて欲しいですね。半年でも構いませんが。今は連装カセットテープ・プレイヤーというのは売られていませんが、連装テーププレイヤーに2本の天風先生のテープを夜中に自動かけっぱなしで寝ると寝ている間に3回ぐらい睡眠学習する形になります。心が落ち込んでいるときはこれは効果的です。ちょっと睡眠不足の感は出てきますが。今はCDの連装プレイヤーが良いかもしれませんが、基本的にCDは薦められません。なぜなら一見、音は良いのですが音の高周波帯をカットしているので、それが心の深いところで問題になるからです。雑音があってもカセット・テープを薦めます。
天風教義が教えている安定打坐は、無心が自由に取れるようになったときが出発点(入り口)です。その入り口に立つまでに普通、数年はかかります。多くの先輩方はこの点を理解していないように感じます。天風教義で大事なのは、安定打坐と観念要素の更改です。この二つは車の両輪みたいなものですね。そして安定打坐の前に行う養動法も大事です。この三つで、三輪車かも?
3年、天風教義を実習・勉強したら、他の勉強もしてください。ヨガ、仏教、神道など。仏教では当然、禅とスリランカのスマナサーナ師が教えている上座仏教が勉強になりますね。スマナサーナ師の本はたくさん出ていますが機会があれば直接学んでください。
教えの基本は、人から人へと直接伝えていくものですから。人から直接学び、自分の感覚で掴んでいくということでしょうか?
知識はとても大事ですが、知識すなわち言葉遊びに囚われてはいけません。天風会では他を学ぶ必要は無いと言う人もいますが、天風会だけでは天風先生の教えを理解することは残念ながら出来ないと思います。以上参考になれば幸いです。』
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