台風12号が山崩れを持たらし、多くの悲しい犠牲が生まれています。崩れた山を見ていると、おそらく杉の単一樹木の山ですね。今は日本中そういう山だといえばそうかも知れませんが、雑木林的にいろんな種類の木が生えていればいろんなタイプの根、いろんな長さの根っこを地中に張ることになり、保水力とか踏ん張る地力が出ると思います。
単一植生だと伐採などの効率が良いのでそういうことになるのでしょうが、その分、今回のような犠牲を払うことになります。合理性を積み重ねていくと、最後は不合理になると前に書いたことがありますが、そういうことですね。まあ、植林には雑木林とまでは言わなくても、根っこが深くなるもの、横に広く拡がるものなど異なったタイプの3,4種類の木を同時に植えることが大事すね。
「どうしてあの山は崩れたのだろう?」と観察する力が必要ですね。何となく、ボーッとテレビを観るのでなく、常になぜだろう?何か共通点は?普通と違うところは?とか考えながら画面を見るのが真理や真実を見つける力にもなる。テレビの理由説明は理由説明になっていないが、それを見る方は分かったような錯覚になる。
中国や韓国の反日のデモのニュースを見ながら、「あのバツを付けた日の丸の旗は誰が作って配ったのだろう?」とか、反日のデモをする普通の人がどこで日の丸の旗を手に入れたのだろう?とか。そういうふうに見ると、「あれ~?この反日デモは官製じゃないか?」って見えてくるのと同じように原発事故のテレビの言わない何かの様子も見えてくるし、何でも同じですね。
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