常滑焼きの「湯飲み」を友人から戴きました。次期人間国宝の作だと言う。
何だかよく分からないけど凄い!自然を表現しながら自然そのものでもない。禅の高僧が作ったような風情がある。買えば安い物でも東京ー名古屋間の新幹線2往復分以上の値段がするという。6月に戴いた急須も禅の高僧の空気がある。
ちょっと見た目、何が良いか分からないけど、「う~ん」と唸ってしまいます。外人には分からないだろうな~、この価値?
で、大学を卒業した時だったかな~?ある女性から貰った小さなぐい飲みを見た。
「あれ?これもかなり高いもんだな。同じ常滑焼きかも?」と。そう言えば、彼女、これデパートで買ったと言っていたかな?
そうそう大昔の話しだけど、それから数年後、彼女言っていたな、「○○さんがプロポーズしてくれないから私結婚することにしました」と。「そう、良かったね~!」と私は言葉を返しただけでした。(私にとってはただの飲み友達以上の気持ちは無かったから。それも私から誘ったことは一度も無いし。異性という感情も起きなかったし。)
ちなみにその後、彼女に頼まれてウェディング・ドレスを一緒に選びに行きました。そして彼女から、「私のために、これを買って欲しい」と頼まれて買って上げました。中古セールの安い物だったので。異性という感情が無かったので妹感覚ですべて気楽に何も考えずにホイホイと。32~36年前のどうでも良いことをこの湯飲みから思い出しました。はははは。今でも彼女に惚れた男の気持ちが分からない。
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