忍者ブログ

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
3
12
28

リンク

カテゴリー

フリーエリア

最新CM

最新記事

最新TB

プロフィール

HN:
村長さん
性別:
非公開

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

忍者アナライズ

[938]  [939]  [940]  [941]  [942]  [943]  [944]  [945]  [946]  [947]  [948

文化

ヨーロッパ共同開発のエアバスのA340というのに始めて乗った。
海外へは当然ボーイングの飛行機しか乗っていなかった。エアバスの乗り心地はボーイングより良いし、機内の内装のデザインもボーイングより洗練されていた。曲線の使い方にヨーロッパの長年の文化を感じた。細かい所に感心した。アメリカは細かいことには意識が行かないのだろう。アメリカ政府の政治力が無ければ、ボーイングよりエアバスの方が勝つだろうな。
それと今、移民があうだこうだと問題になっているけど、移民がどうのこうのと言うより、民族の大移動、人類の融合という千年に一回の大変化が起きていると考えるべきだと思ったな。
まあ、それにしても毎朝バスに乗る時に3人の小さな子供を連れたイラン系なのかヨルダン系なのかは分からないけどアラブ系の凄い美人と4日間バス停で一緒になったな。日本人には無い美人さだったな。バス停には生粋のドイツ人は一人もいなかった。みんな純ドイツ人より真面目に一生懸命生きている様子が感じられたな。
PR

30年で一回り

30年前(正確には29年)3月31日に退社して4月1日に会社をスタートした。その時に持っていた預金は4万円だった。30年かけてミュンヘンまでたどり着いて残ったお金は4万円。4万円でスタートして4万円に戻った。30年間、使い勝っての良い4万円だったということですね。30年間、その4万円を元手に遊べたということです。
最後の日の昼食時にテーブルの前に座っていたスイス人が話しかけてきた。「前回(2年前)のこの展示会は良かったが、今回のはもっと良い。今までの中で一番良い展示会だ。云々、で、あなたの会社は何人の会社ですか?」と聞かれたので、「一人だ。」と答えた。目を丸くしてビックリしていた。「世界の一流の企業しか参加していない展示会に遠い日本から一人で乗り込んできたのか?」という感じだったね。30年やって来た内容を説明したら納得したようだった。
30年で一つの仕事というか?運命というか?終わったということですね。
私にとっては、お金ではなくミュンヘンへの参加が退職金だということですね。
普通ならここで引退なんでしょうけどね、終わりは新しい始まりでもあります。
「人は身体一つで産まれて来て、身体一つで死んで行く。」という話がありますが、ちょっと違うかも知れませんね。「身体一つを借りて産まれて、その身体を返して戻って行く。」ということだと思いますね。身体さえも自分では無い借り物。物は何も持って戻れない。

虹が出ていた!

帰りの飛行機に搭乗するために並んだ時に外を見たら虹が出ていた。

搭乗のために最終チェックを受けたら、「あなたはこちらに来てください。」と搭乗口デスクの横に連れて行かれた。「また持ち物とボディ再チェックか?」と聞いたら、「あなたの搭乗券が変わりました。席の番号が変わります。3列の真ん中の席から窓側の席に変更になりました。問題ありますか?」と言われた。
「う~ん、通路側の席がベストだけど窓側の席は二番目のベストだからそれで構わない、」と返事した。チケットをカウンターで貰う時に通路側の席を希望したら、「今日の便は混んでいるから、通路側も窓側もすでに埋まっている。」と言われていたのに不思議だな?ちなみに今回もミュンヘンのホテルに着いた頃、外務省からインスタント・メッセージが入った。いったいどうなっているのだろう?他の人に聞いたらそんなメールは入っていないと言っていた。
今回も雨に降られなかった。建物に入っている時はまま雨が降ったが、私がホテルや会場から出たら直前に雨は止んだケースが3度はあったな。
ホテルから会場の往復にバスを利用したが、ドイツ在住の日本人から、
「ミュンヘン初めてで何という凄いことを!ここに6年住んでいてもバスは難しくてほとんど乗らないのに!」と言われた。二日間はバス停の名前も知らなかったのだから。三日目の夜に繁華街から離れた郊外のレストラン街からホテルに帰ろうとタクシーを見つけて、メモしたバス停の名前を手書きで書いたのをタクシードライバーに見せたら、「こんなのドイツ語じゃ無い!読めない!」言われたし。まあ、とにかく何でも人に聞きまくって、「間違っても殺されやしないだろう?最悪、終点からタクシーで帰れば良いし。」と思って試行錯誤した。いや、旅行会社から貰った案内に書かれている駅名がバス停の名前と勘違いしていた。
それで人に聞いたら分かるわけないよね。バス停名を間違って聞いていても聞かれた方が分かるわけ無いよね。地名と思っていたのが通りの名前だったし。バス停のつもりで長~い道路の名前を聞いても聞く方は分からないよね。
ルート地図も複雑で、どれがバス・ルートなのか?電車ルートなのか?その区別も付かないでいた。
タクシーも4回乗ったけど、これまたトラブルというか?困難の連続だったね。
ひとつ言えることは、オリジナルのドイツ人(白人ババリアン)のタクシーには乗るべきではないという結論だったな。トルコ人などの移民タクシードライバーの方が親切で誠実で明るかった。いろいろ会話できる雰囲気があったのでタクシードライバーとまま会話した。楽しかった。

ドイツ人の意地


ミュンヘンの新市庁舎は旧市庁舎より遙かに古い?
連合軍の空襲で破壊されたのを47年かけて全く同じに再建したようだ。そして壊された彫像物や壁などを徹底的に再利用をして破壊されたその同じ日に完成式をやったのだろう?それはドイツ人の沈黙の抵抗でありプライドですよね。そしてEUとユーロの統一でドイツ一人勝ちで大戦の復習を果たしたということですね。

ミュンヘン展示会

今までで一番展示会らしい展示会ですね。私としては思いがけないトラブル続きですが、それもまた勉強ですね。中庭でのランチ風景と夕方の懇親会の準備会場の写真です。バスの乗り方もえらくトラブった。タクシーに乗れば簡単だけど何でも挑戦だと思い、人に聞きまくってやっている。結局今朝はただで乗った。いつ、どこで人に聞いてもドイツ人は愛嬌が無いね。チェコ人とかトルコ人とかの方がまじめさとか誠実さを感じるな。彼らを応援したくなったな。

ドイツの質実剛健さ(余計な装飾が全く無い)と、いろんな問題点も見えて来ましたね。やはり自分の目で見ないといけないのと、見た時に見る目を持っていないといけないですね。観光ツアーでは見えてこない。ミュンヘンに住んでいる日本女性(ドイツ人と結婚して住んでいる。)からもいろんなドイツ事情が聞けて実態を学べている。
ドイツはイギリスと並んで美味しいものがないという話もあるけど、少なくともアメリカよりは安くて美味しい。しかしパンはどこで食べても無茶苦茶固い。余計なものが入っていない昔ながらの素朴な味とも言えるが。
食に関しては家庭もレストランもスーパーも日本は天国だな。ドイツの家庭料理の実態を聞いてびっくりした。
「ドイツの夕食はポテトとソーセージだけと聞いているけど?」と聞いたら、
「それはすごく良い方。ほとんどの家では冷たいパンと冷たいソーセージだけ。料理はしない。」とのこと。郊外の住宅地域にあるホテルの近くの小さなスーパーは朝の10時から午後の4時までしか開いていない。金曜は2時までだ。土、日は閉まっているのだろう。ちょっとした食べ物や飲み物を売っている店がない。バスやタクシーで通りを見ていても小売店というものをほとんど見ない。いや、今までのところ見たことがない。


忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne