倉庫の紙袋の中にこれらの写真データが入っているＣＤがあった。
写真撮ってあげると言ったら着替えて来た。
この高校生は夏休みのアルバイトでツーリストキャンプで働いていた。気にかかる子だった。「この子、お父さんいないんじゃないか？」と見たな。モンゴルの遊牧民は結構落馬して死ぬことがあるし、病気をしても簡単には病院には行けないから盲腸程度でも死ぬことはある。写真を撮ってその夜に印刷して翌朝、彼女に上げた。（バッテリー式小型写真プリンターは持って行っていた。）彼女が手にしている写真が前日に撮った写真。この子の幸せを願わずにはいられなかったな。元気で幸せになっているかな～？ この子の写真を見ていても何か、涙が出てくるんだよね～？彼女の手は仕事をしているしっかりした手だよね。

キャンプを去る時の記念撮影。
私と並んで撮った時の彼女の笑顔。
この写真は長旅の途中のランチタイムだったかな？
この時の女性メンバーのことは何も覚えていない。一人の男は生前葬を済ませて余命幾ばくも無いと思って人生最後の旅としてモンゴルを選んで、モンゴルの草原を旅している間に元気になってしまった。翌々年だったかな？モンゴル春祭りで会った。「あんた、生前葬をしていながらなんやねん？」と言いたかったが当然止めた。モンゴルでエネルギーを貰ったとはモンゴルから帰る時に言っていたな。

倉庫の引っ越しをしていたら大学時代のサークル文集も出てきた。
かなり捻くれた私の文章です。うーん、もう思い出したくない心ですね。
「僕の嫌いなもの　笑わなくてはならない楽しさ
僕の軽蔑するもの　笑うことのできない悲しさ
僕の弱いもの　屈託のないような顔の影のある微笑
僕の愛するもの　笑いながらも　隠しきれなかった　貴女のひとすじの涙」

１０数年前に人から貰ったものか？薬師寺に行った時に買った物か分からないけれど、薬師寺の日光菩薩の大きな写真が倉庫の紙袋の中にあった。
その頃はクンバハカについて何も分かっていなかった証拠ですね。

すったもんだして１月３日に決まった。場所も、主幹事があうだこうだと言っていたが、高松で仕事をしているクラスメイトが仮予約しているホテルに決定。
１０／７、８、９の阿蘇勉強会の準備に入らないと。

「あの世のこと」概ね２回目読んだ。一度ではほとんど中身を覚えていないことが分かったが、基本的にはここに書かれていることは昔から分かっているつもりがあった。しかし、激しい痛みと共にだんだん動けなくなる進行性筋ジストロフィになって寝たっ切りになって動けない同級生のことを考えると辛くて考えがぐらついてきていた。彼女のことをせめて５，６年早く知っていればな～？という思いが無いわけでは無いが、素直な良い子のそういう運命を価値高く評価する考えも今日浮かんで来た。１０／７からの阿蘇勉強会で、死生観というのをテーマにしているのに、涙ポロポロ、私の感情がぐらついていては、どうしよう？というのがあった。男の早死には大抵は、自分の身体を守って来なかった自業自得なのでどうってことないが、女の子で良い子の苦しみは聞くのが辛い。
良い子だからこそ、彼女の魂が一段高い試練に挑戦しているのかな？

同窓会を１月の３日にするか、４日にするか結論をまだ出していない。
ホテルは高松で働いているクラスメイトが３日と４日、両方仮予約している。
主幹事は費用を安くしたいと、あうだこうだと結論を出せないでいる。日本が戦争に負けた理由がよく分かる。
まだ現役で働いている人は４日が仕事始めなので休めない、多くの女子（おばあさん）は、３日まで子供や孫が帰っているので４日が良いと言う。
人数的には４日の希望が多い。まあ、私が主幹事だったら３日に決めるけどね。なぜなら男優先で考えたい。それと、大きなポイントは、美人どころ、カワイイどころがどうかということですね。一人の美人は他の女子の３人分の価値がある。男一人は女子２．５人分の価値がある。そんな計算になるな。そんなこと旧女子（それとも古女子？）には言えないけど。で、「人数少ないけど３日に決めよう！」と主幹事に言うつもり。一番美人（私の好みではないが）は亡くなっている。一番世話役的な女子も亡くなっている。一番では無いけれど、一度会ってみたいな～、と思っていた人は筋ジストロフィーで動けない。別な一人は股関節手術で動けない。