昨日の朝だったか?一昨日の朝だったか?たまたままたベッドの横に置いていたリモコンにスイッチが入っていて「人間力」という朝6時の番組をやっていた。現在22歳の女の子が12歳から(10歳からだったか?)原爆症で12歳で亡くなった佐々木貞子さん(日本より世界で有名なストーリ)の紙芝居を自ら絵を描いて続けていることを紹介していた。お寺の一人娘で、本人もお坊さんになる儀式を見せていた。それにしてもそんな12歳という小さな女の子が紙芝居をして原爆の悲劇が繰り返さないように祈りを伝え続けているという話しに少し涙した。「あんな女の子でさえ一人で黙々と紙芝居をしているのに私は何をやってやってるのだろう?」と自問自答した。
たまたまリモコンのスイッチが入ったというより、何か見えないものにそういうテレビを見させられているような気がする。
今年の8月はいつもより終戦特集が多いような気がする。日本人のお涙ちょうだいの情緒主義では平和は得られないというのが私の考えです。
なぜ勝ち目のない戦争をしたのか?なぜそんな人間(主に軍人)が育ったのか?なぜ狭さく思考に日本人は陥りやすいのか?ということを何十年も考えているけどまだハッキリとは答えが出ない。農耕民族とか村意識とかいろんなことが言われるけれど、それらも原因のひとつではあるけれど、どうももっと違った理由が日本人が気付いていない日本人の特性の中にあるような気がしている。
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