東東北・関東大地震に対してビルや建物はよく耐えたと思います。日本の建築技術が評価されるべきです。そしてあれだけの津波に対しては如何ともしがたい。津波を自然からのテロと考えることが出来ます。原発はテロに対して脆弱で、その対策があまりにも楽観的無知であったということですね。原発だけは徹底した悲観主義に基づくあらゆる対策を取っておこないと日本列島は人の住めない島になってしまう。津波は地震だけで起きるものではないのだから。「そんなことあるはずがない」、「そんなこと起きるはずがない」と楽観的にお人好し思考で日本人は考えるけれど世界の現実は違うのです。たとえば1901年から1950年までの50年間で日本や世界では何が起きたのか、どう変化したのかを考えたとき、少なくとも50年、100年で見なければならない原発はあらゆる対策を打って行いといけないということが分かるはずなのにと思ってしまう。飛行機事故は最悪でも500人程度の瞬間的犠牲者で済むけれど、原発事故の場合は、長い時間にわたって犠牲が生まれ、広大な範囲で半永久的に人が住めなくなるのだから。
ちなみに今、東電の前で反原発のデモが行われていますが、日本のマスコミではまったく報道されていません。反原発運動はまるで無いかのごとく、メディアでもみ消されているのです。大事なニュースや情報を国民に知られないように、もみ消しているのは中国や北朝鮮だけではありません。
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