これからはメイド・イン・ジャパンではなくてジャパン・メイドでなくてはならないと思っている。
今のメイド・イン・ジャパンとは高性能・高品質・高信頼性のイメージだが、戦後しばらくは安かろう悪かろうだった。商品の品質・性能・価格競争では韓国や中国に敵わなくなってきている。その中国も韓国もみんな日本の技術者が高給で雇われて日本の技術を裏で売ったものだ。日本は政治家を含めて売国奴があまりに多いのはなぜだろう?多くの技術者が会社を裏切ってノウハウを教えているのだが、それは日本の会社が技術者を大切に扱ってこなかった結果ですね。
日本が国際競争力のある国に新生するにはジャパン・メイドでなくてはならないと思う。ジャパン・メイドとは商品や製品に日本人のきめ細やかさ、丁寧さを含めた日本文化の匂いがするものということですね。文化は外国がまねしても二流、三流になるから。フランスの高給ブランドなんかはメイド・イン・チャイナが多いかも知れないがその製品のデザイン品質にフランス文化が染み込んでいる。それと同じ感性を電化製品とか車とか産業製品に入れるデザイン・品質文化を創造しなくてはならないと思っている。製品に文化を入れるというのは難しい。難しいからそこに道がある。
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