私は目の見えない人が駅を歩いていると5~6m後ろを歩いて、何か問題があればすぐ手助けできるようにいつも付いていく。今日も白い杖を突いて歩いている女性がいた。私はいつものように、5~6m後を付いて行った。案の定、彼女はいろいろぶつかりながら迷い始めた。すぐに近づいて「どこに行くの?」と尋ねて、手助けをした。近くで見ると20代後半ぐらいだろうか?結構、美人だった。そして眼は義眼だった。眼が見えなくなって、そんなに年数は経っていないのだろう?スムーズに歩いていなかった。私もトイレを我慢していたのでエスカレーターまで送って、「上の右だから」と言って別れた。おしっこを我慢していなかったら、上のホームまで送って上げられたのにね。
あんな美人が、若くして目が見えなくなるという試練を静かに受け止めているように見えた。最初の数年間は運命を受け止められるまで大変だっただろうな?