人や会社は役割分担があるだけでみんな対等と思ってきているので大手企業の購買や技術者に私はひるまない。それで購買に嫌われて立ち入り禁止になったことはままあった。京都の島津製作所、八王子のオリンパス、那須の東芝からは、「あいつはもう寄越すな!」となった。当時の会社の上司や社長も偉かったね。私を怒らなかった。理屈では私に理があったから。理を越えて要求をするのが購買だからね。
昨日もそんな事例になった。発注システムが自分勝手なので、新しい仕事案件を断ったら大手商社(業者間の)を経由するので製作をお願いしたいとなった。作るのに苦労する案件なので、「この仕事はもう無くていい」と思っていた。合い見積もりをいくつか取ったのだろうが、他社では出来ないことが分かったのだろう?
まあ、仕事に関してはみんな役割分担で対等と思って来たけど、それから20年経って人間には格の違いがあることを知った。それはどうしようない。格の違いを解る人間でありたいね。格の低い人間からどう思われるかは昔から気にしたことが無い。