「韓国 堕落の2000年史」の中に、「日本では、善意から日韓親善や日朝友好を願っている人々もいるが、それらの人にしても隣国の歴史について無知であるから、善意は衝動的なものであって、それを支える深みがまったくなく、自分を満足させるものでしかない。これはむしろ、韓国民にとっても日本国民にとっても危険である。
これは日本国憲法の精神に似ているかもしれない。日本国民の多くが善意を持って世界を眺めているつもりでも、世界の現実を理解しようとする努力を怠れば、そういうところは机上の空論にすぎなくなる。そのために、日本の周辺地域の安定や、日本国民の安全をも、きわめて危ういものにしている事実を認識すべきである。」と。この本は平成13年に出版されたものです。いやー、始めて韓国の歴史を読み始めているが結構ショッキングですね。確かに多くの日本人は中国の古典史(三国志や史記)を読んでいるが韓国史は読んでいないな。考えてみると不思議だ。少しは読んでいる人がいてもいいのに。政治家がこれを読んでいれば、対中、対韓、対北朝鮮政策はずいぶん違っていたかも?
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