「憲法九条があるので日本は平和国家」と言う人が多いのかな?平和国家ではなくて、「日本は何があっても常時平時体制国家」ですね。先の大戦の最中でも、多くの日本人が死んでいる最中でも体制や思考は平時の思考の継続状態だった。日本には平時人事と戦時人事の区別が無かった。戦争中にもかかわらず陸軍大学、海軍大学の卒業年次、卒業成績順に人事を回していた。誰が何が得意かという判断による人事基準は何も無かった。敗戦してからも軍が解体されるまで順繰りで人事をしていた。アメリカは平時と戦時ではパッと変わる。
また戦争中にも関わず、夕方の5時になると仕事を止めて大本営幹部は赤坂などの料亭で芸者を呼んで飲み食いしていたという話しを聞いたことがある。高級軍人は官僚でもあるからね。今も何も変わっていない。
戦車に方向指示器が付いているのは日本だけ。一旦停止の道路標識に従わなかったと緊急時にも戦車も止める警察。法律には緊急事態法がないからね。
警察、公務員(自衛隊員も公務員)は法律に書かれていることしか出来ない。
戦時や緊急時にはそれに合わせて人事や運用を変えるというのは今も昔も何も書かれていない。緊急事態法が無いからね。だから何も変えられない。
だから敵の核ミサイルが飛んで来ても、それを撃ち落とすミサイルのブースターが落ちて人に当たったらどうするんだ?!と文句を言う思考に疑問を持たない日本人。どうしてこんな日本人になってしまったのだろう?
これを書いてからこんなのがありました。
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