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自衛隊員の覚悟

世界の軍隊ではテロ対策の特殊部隊があります。人質救出訓練も徹底的にやります。自衛隊でもその訓練をやっています。テロリストが人質を抱えてアジトにいる建物にはドアを壊して特殊部隊員は銃を構えて突入して行きます。
入った瞬間、テロリストが人質を抱えて人質の頭に拳銃を向けています。もう一人のテロリストが自分を撃とうとしています。自分を撃とうとしているテロリストを撃ち殺してから人質を抱えているテロリストを撃ちます。それをどれだけ瞬時に判断して対応するかを求められます。これが欧米の特殊部隊のやり方です。
日本の自衛隊ではこれでは不合格になります。
今日の天風朗読の会では「勇気の誦句」を学びました。超大雑把に言えば、自分のことを一切考えないことが勇気だとありました。
日本の自衛隊特殊部隊の訓練では、人質を抱えているテロリストのアジトに突入したら、自分に銃口を向けているテロリストは一切無視して(瞬時も考えずに)人質を抱えているテロリストの頭を正確に撃ち抜きます。少しでも外れたら人質に当たります。自分を狙っているテロリストに撃たれて自分は殺されるでしょう。自分の命のことは一切考えないことで特殊部隊のテスト合格になります。それが日本の自衛隊です。
いつも偉そうに天風教義を講義しながら、コロナ怖い、厚労省怖い、クラスターが起きたら社会的圧力怖いと逃げ回っていた会が勇気を説いています。
「どこに勇気や信念があるの?」と言いたいですね。そういう私もこの一ヶ月ぐらいでどうすれば良かったのか?悩むことが二つありました。
勇気の煥発失格だったかも知れません。一つはある駅で小学4年生ぐらいの女の子とおばあさんが道を迷っていました。降りる駅を間違ったのかも知れません。二人ともインド人らしき外人です。女の子はスマホを駅の60歳ぐらいの保安員にかざしていました。行き先を示していたのでしょう。インド人の子供とおばあさんです。彼らの英語が日本人には通じない確率は高い。助けに行こうか?しばらく様子を少し離れたところから観察していました。保安員も恐らく二人の言葉は通じません。保安員は駅事務所に身振り手振りで連れて行こうとしていました。それを見て、もう大丈夫だろうと判断してその場を離れました。それで良かったのか?と悩んでいます。瞬時の無私の対応は出来ませんでした。
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