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ベビーカー

今日、若い母親が新しいベビーカーを買って持っていた。赤ん坊が進行方向の逆になる後ろ向きに座るものだった。母親と常に対面することは赤ん坊の心の成長に良いし、母親は常に赤ん坊の状態を見ることが出来るという理屈なんでしょうが、効果はまったく逆になりますね。母親の顔を常に見ることは母親の顔の変化に敏感になって情緒不安定、神経過敏な子供に成長する。
また赤ん坊でも後ろ向きに進むということは凄く不安になる。バスの中で後ろ向きに立ってみれば分かる。車でも赤ん坊を後ろ向きに座らせる赤ん坊用座席も絶対に良くない。「親の都合は子供の不都合」といつも私は言っています。
赤ん坊は背中におんぶするのが一番心の安定になる。それが日本人だし、アフリカの赤ん坊だって同じ。何千年、何万年続けてきたやり方は、学者の簡単な意見で変えてはいけない。学者は研究室のソファーに母親に幼児を前だっこさせて、幼児の頭に脳波センサーを取り付けて実験データを取って、前だっこ方式が赤ん坊の心の安定に繋がるという論文を書いている。町の中を歩きながらの赤ん坊の脳波測定はしていない。学者の結論が短絡的すぎるし、アメリカによる日本人の心の弱さを育成するための深謀遠慮と言えるかも知れない?
アメリカだって多くは家庭崩壊しているのに、日本の学者はアメリカの論文をそのまま信じるからね。かつての日本人兵士の心の強さは、幼少期に母親の背中におわれることで出来上がっているというのは戦前のドイツ人ジャーナリストや戦後のアメリカ精神分析者によって書かれている。ここ数年来、男の公衆トイレの個室が常に満杯なのは、前だっこ方式で育った子供が大人になって心の芯が出来ていなくて、神経性大腸過敏症になっているからだろうと思いますね。今の男の公衆個室トイレの混み具合は異常です。この異常さをマスコミは取り上げないし、原因を考えようとするメディアも学者もいない。
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