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変われる人、変われない人

人生がうまく行かない人というのは、結局、変われない人なんですね。
人は人生の中で何回か変わらないといけない時がある。
60というのは最期のターニング・ポイントですね。60になったら後は死に向かって一直線ですね。その最期の直線をどう生きるか?ということで人生の仕上げが変わってくる。
60まで銀行員だった人がスーパーの駐輪場の自転車整理マンになった人もいます。エリート公務員が大根削りの仕事に就いた人もいます。過去の栄光を捨てた人は毎日楽しそうですね。
「武士は食わねど高楊枝」と言って変わることが出来ずに昔の仕事と栄光が再び降ってくるのを待って貧しくなっている人もいます。
明治維新の時の武士がその典型ですね。武士のプライドを維持したまま落ちぶれていった人、プライドでは食えぬと刀を鍬と鋤に変えて北海道開拓に行った人というように未来が変わりました。
女性だって同じですね。生まれながらの美貌で生きていけるのは28迄ですね。今は30ぐらい迄になっているかも知れませんが。その後は人格、人柄が無いと肉体を男に使い捨てにされるだけ。そして数年で肉体も相手にされなくなる。
28を過ぎたら考え方、生き方を変えないと女として人間として落ちぶれていく。
自分の考えに固執するというのと信念を持つという違いは難しいですね。
どっちにしても幸せになれる人は変われる人ですね。
人生はヨットと同じですね。風を読まないと。風に従わないと。
男がエンジンで走れるのは40までですね。40から60までは風とエンジンですね。60過ぎたら風任せ。風に従って自分を変えないと。私も日々格闘ですね。
日本も風が変わった。それに気付かない人は無知のまま生きていくことになる。
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