六義園の小道を歩いていると肩からカメラの肩掛けベルトがするりと外れてカメラが地面に落ちた。「大丈夫ですか?」と後ろから声をかけてくれた老人がいた。こんなことでカメラが壊れるような運の悪さを持つはずが無いという根拠無き自信で、「大丈夫だと思います」と私は答えた。
一連のしだれ桜の写真撮りが終わって、その後でドトールに入ってモーニングを食べていたら老夫婦が入ってきた。
「あれ?声をかけてくれた人はこの人だったかな?」と思ったけれど確信が持てなかった。確信が持てれば、「先ほどはありがとうございました」とお礼が言えるのだけれど、何も言わないでドトールを出た。礼儀知らずの男になったのかな?
人の顔はな~、昔から場所が変わって会うと、「どこの会社の人だっけ?」と分からないことが多い。展示会で声をかけられて、向こうは私に親しく声をかけてくるのだが、パッと分からないことが多くて困る。私は昔から人の顔を覚える力が弱いという要素はあるのだが。
パソコンの新しいソフトを買ったらカードが入っているだけでインストール用のCDが入っていない。このカードのID番号を使って、インターネットから承認番号を受けて云々と簡単に説明が書かれていた。やってみたらかなり複雑な工程を踏まないといけないようだった。途中訳が分からなくて何度か同じ操作をする羽目になった。時代について行けない。若い人でも頭の悪い人はどうするのだろう?
どっちにしても私はもうボケているのかな?まあ、時々インターネットやパソコンと格闘するのはボケ防止に必要だろうな?4つもあるメールアドレスの設定も最近は自分でするのだが、毎回、四苦八苦する。
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