見えないものは見えない、聞こえないものは聞こえない、知らないものは知らない。それが幸せだな。見えないものが見えて知っていても知っていると顔に出せない言えない。「知らぬは仏、見ぬが神」という言葉があるらしい。「知らぬは亭主ばかりなり」というのもある。何も知らないと極楽亭主でいられる。「何も知らないであの世に逝ってくれた。良かった、良かった。」と女房が葬式で内心微笑んでいる。しかし真実を知らないで生きて何の意味があるのだろう？真実に生きられる人は嘘で生きる人より次の人生は良い人生になるだろう。やはり人生は最後には帳尻が合うようになっている気がする。「バレなければ許される」と思っている人も多いのだろう？しかし同時にただ真面目だけではいけないし、ただひたすら仕事をするだけではいけない。それも罪の内だと思うな。

小さな子供の言葉の習得は親の真似で覚えるだけでなく他に何か不思議なものがあるな?と考え始めてきた。どのように覚えた言葉と自分の感情や思考と一致するのだろう？とよく見ていると歩き方も自分で覚えるんだよね。親は歩き方の指導はしないよね。自然にバランスの取り方を覚える。神経系統の働きが自然に進化するんだろうな。言葉を覚えるのと歩き方を身に付けるのは同じじゃないかな？母親はそんな言葉を教えていないだろうと思う言葉を小さな子供が使っていることがある。思考や感情と言葉をどのように一致させるのだろう？言葉の単語を覚えてもそれと自分の感情と即座に一致させないといけないもんね。

「女房の鬱やガン死、自分の病、みんな亭主としてのお前に原因がある」と言いたいケースが多いが言っても無駄なので言わない。言っても「俺が悪いはずがない！」と思うだけ。心臓にコレストロールが溜まって心不全になって手術する知人もいる。何十年も食べて来た天ぷらなどの脂もんが原因だと説明しても反省が無い。血圧が高いので降圧剤を飲んでいる人は多い。適切な運動と食事を変えれば血圧は下がると言っても「降圧剤を飲んでいるから大丈夫！」と言って食生活を変えようとしない。そして10年後心臓手術をすることになる。そんな人をたくさん見て来た。というか年齢によって生活習慣を変えようとする人は極少数のようですね。私は概ね10年ごとに食習慣を変えてきた。薬は何も飲んでいない。天風会会員で血圧降下剤を飲むのは教えを実践していない証拠だね。組織の一員としてやむを得ないケースを除いてWチンを打つのもそうだな。教義の言葉を聞くだけ、本を読むだけで「自分は出来ている、分かっている」つもりになっている？そしてテレビの論調が教義に優先する思考に走る。

人生には道が二つ同時にあるんだろうな？自分で切り開く道と神に任せるしかない道と。ごく最近、神（宇宙霊）の働きとしか思えないような経験をした。
見えない力、見えない働きは本当にあるんだな。神か？ご先祖様か？は分からないけどその働きを受けるためには真善美、即ち神が助けたいと思えるような生き方をこちらがしていないといけないんだろうな？1/22（日）の日向ぼっこ村勉強会（音羽アカデミー）で話します。

学校では習わない歴史は結構詳しいよ、私は。学校の帰りに町立図書館にいつも立ち寄って歴史や思想を読んでいたから。大学受験知識には役立たないものばっかりね。