信じても信じなくても人の人生は何も変わらないし、信じなくても運命は流れる。私の友人で海上自衛隊のOBがいるけど、彼はまったく霊的なことは信じないタイプ。硫黄島に行って宿泊しても何も感じなかったらしい。多くの人はそこでいろいろ感じたり亡霊を見たりするらしいのに。彼はOBとして南洋諸島に沈んでいる軍艦や輸送船の後始末のNPOの理事の役割を与えられたらしい。
私は何も言わなかったけれど、そういう天命が彼に来たか、と納得したね。
海上自衛隊に入ったこと自体、彼の魂の指図だったと20代の時そう思ったね。普通の大学の電気科を出たけど、彼の魂はもう一度日本を守ることに走った。私は防衛理論の方に走った。80歳を過ぎて一冊の本を書くことが私のライフワークだと高校時代から思っていた。どの歴史本にも私が考えているような内容の日本史(主に戦史)を書いている人間はいない。たくさんの本を読んでまとめたような歴史観では無い。クンバハカもまったく新しい方法を見つけたように、歴史解釈も同じようにまったく新しい解釈ですね。思考の相似形かも知れないな。ちなみに彼は昔、幹部学校(正式名は覚えていない。昔で言えば海軍大学に当たる。)で私の考えを披露したことがあるけど、「おまえの考えを言ったら、それは面白いけど証拠がないと指導教官から一言で返されたよ!」とかつて言われたことがある。
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