1.素人(どっちかと言うと文系)、2.現場を見ないで判断する技術者(理系)、
3.現場を見て分析する技術者、4.学者、という4種類の人間がいる。
やはり現場を見ないと分からないね。また素人判断の恐ろしさを今年は何回か経験した。私はいつも技術者、研究者を相手に仕事してきたが、初めて素人を相手にした。「どうして充電器のプラグを間違えるの?」から始まった。「充電器なんてどれも同じだろう?」が素人判断だったな。これにはビックリ!電圧が違うと中身が壊れるのに!で、1台壊された。
鳩の撃退実験をして効果が無かったという報告書が8月に出て来た。「そんなはずはないのに、おかしいな~?」と思っていた。先日、確認のためにその場所に行って来た。たまたまその時の担当者に会った。安全のために人がいなくなった夜中12時過ぎてから行ったとのこと。夜中寝ている鳩にレーザーを当てても効かないのは当たり前なのに、「はあ~?」だよね。
私は、担当者が面倒くさがって何もやらないで、「効果が無かった」と報告書に嘘を書き込んだんだな?と判断していたら(現場を見ない技術者の判断)、
彼らは大真面目にやったらしいけど、それが夜中だったとはね~?それも私が現場に行って分かった。やっぱり現場に行かないといけないね。
私がやったら鳩はみんな逃げた(現場を見て分析する技術者)。
何事も最初に、やって見せて、やらせてみて、が必要だね。
技術者から見て、それぐらい分かるだろう?は素人には何も通用しないということを今年は学んだな。母親の子育ても同じだね。子供を怒ってばかりいる母親を見ることも多いけど、母親がやって見せて、そして子供にやらせてみて、子供を褒める、というのが原則だよね。
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