英語を一生懸命に勉強している耳の聞こえない女性が10年ぶりぐらいに先週、公民館活動の英語サークルにやって来た。1年ぐらい私も一生懸命にフォローしたが、多くの会員から不満が出て会は崩壊状態になった。耳の聞こえない女性も私に冷たくされたと他の会員に不平を言って来なくなった。
その女性が情熱を持って英語を勉強しているのはよく分かる。涙ぐましい努力をしている。しかし英検二級レベル(まだ受かってはいないが)では実力が低すぎて今の会では受け入れられないし、受け入れるには英語と日本語の筆記のボランティアが必要になる。10年前は私ともう一人が二人一組でフォローしたが、私を否定して辞めて行ったのだから、今はもうそんなことは出来ない。
私も、「誰も捨てない。来るもの拒まず、去る者追わず。」をモットーに40年間生きて来たが、今回は彼女の参加を断るしかない。どのように傷付けないで断るかが難しい。耳の聞こえない人同士の英語の勉強会があればいいのだけど。
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