「金はあの世に持っていけない。」という言葉があるけれど、その意味は二通りあると思いますね。ひとつは当然物理的に持って行けない。棺桶の中にいくら札束や預金通帳を入れても意味が無い。
もう一つは、その人が生きている時にいくら儲けたか?いくら財産を持っていたか?ということは、その人に天国に行く許可を与えるかどうかの神様の判断に何の考慮にもならないということですね。そしてまた来生で生まれる環境の条件にも何にもならない。この世でいっぱい稼いだ人は死が近づいてくるとあの世が気になって貯めたお金の少しを人のために使おうという気になってくる人もままいるようだが、どう使って良いか分からないで、様にならない。今日、そんなことのアドバイスを求められた。「そんなこと、自分で勝手に考えろ!」と言いたかったけど止めた。死の間際までお金と権力に拘る人もいる。
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