この木曜、「先端技術を活用したカワウ被害対策研究会」という水産庁主催の会合にオブザーバーとして参加する。もちろん私の製品と実証データを発表する。現地で実証試験も行う。自費で鳥獣害対策レーザーを4~5年取り組んできた成果が一気に花開くかな?広く売れるには官庁(今回は水産庁)やいろんな学者の認定や推薦が必要だ。権威ある偉い人のお墨付きがないと一般の人や自治体は買わない。
今迄アメリカのサンフランシスコで3回、ドイツのミュンヘンで1回、光技術では世界最大規模の展示会に出展した。世界一の性能か世界唯一という技術ばっかり追って来た。海外の科学者や技術者には、「こんなのが欲しかった!」と高い評価を受けたけれど販売ルートが作れなかった。横浜の展示会でたまたま鳩追い払い用レーザーの依頼があって受けて鳥獣害対策のレーザーに繋がっている。始めたことは自分が納得するまで止められないので既に数百万の金をつぎ込んでいる。アホな話しだよね。安全無難の人生を選んでいればこんな苦労はないが、経験はお金に勝る財産と言っている。「もしあの時、あれをしていれば」という思いをして死にたくないというのは昔からの信念だよね。「人を傷つけない。人を裏切らない。」という条件が付くので、出来ないこともあるけど。
天風先生の教えに、「運命には天命と宿命がある。天命は変えられないけど、宿命は変えられる。」というのがあるけど、天命と宿命の比率は歳と共に変わってくる。私に100m10秒で走れ!と言われても出来ない。これは天命か?宿命か?中学時代から私は運命論者だけど、「何が天命で、何が宿命か?」今もってよく分からない。永遠に判らないのだろうけど。「運命なんてないわよう!すべてたまたまよ。」が戦後教育なんだよね。
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