「死は、永遠の旅立ち」ではありません。「永遠への旅立ち」です。
この世で死ぬことは、あの世に生まれること。
この世に生まれることは、あの世で死ぬこと。
昨日、日向ぼっこ村の村民Sさんの49日の法要に参列してきました。
曹洞宗のやり方なのか、その僧侶のやり方なのかは知りませんが、最初に全員に簡単な坐禅を導き、なかなか深みのある、ひとつひとつ説明しながら読経が進んでいきました。
最初に、「亡くなった人を弔う法要に、生きている人に生き方を説いてどうするんだ?」と思いましたが、今○○さんは頭を剃り仏門に入りました。次に何々に進みます。というように、生の段階から仏門に入り、そして死に向かい天に旅立つという流れを作っていました。だからかなり時間がかかりました。
坊主は、死者の生の段階で説く僧衣と死の世界に入った者を弔う段階の僧衣を途中で変えていましたね。
その坊主も、なかなか癖のある面白そうな人でした。
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