田舎からみかんと柿が送られてきた。みかんは友人が作ったものだ。出来が良いから友人は私の叔父に上げたのだろう。友人の自信作なんだろうと思うな。柿はどこの誰が作ったものなんだろう?私の家の畑で採れた柿ではないと思うな。私の田舎の土で栽培されたものは私の細胞に馴染む。歳を取るにつれそんな感性が出て来るな。歳と共に私は理想的な環境の家に生まれたという思いが増して来る。もちろん若い時は逆だったけれど。できるだけ家から遠くに離れたかった。そのため関西の大学に行くイメージは無かった。また生まれるとしたら同じ家、同じ親、同じ親戚の環境に生まれたいな。その時はもう少しましな育ち方をするだろう。勉強しない、素直でない育ち方をしたから。子供は親の育て方と子供自身の育ち方と両方あるな。
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