「私は肉食が出来るベジタリアン」といつも自分のことを言っている。目の前に肉があれば喜んでその肉を食べる。その動物を供養する心で。その肉が捨てられたら逆に可哀想だから。人間に役立ってこそ、その肉その動物が活きる。
肉食を嫌う人や宗教があるが時代を越えてそこには科学がある。大元はその地域での大昔からの経験科学から来ている。日本は何でも新鮮なものが手に入るので、そういうことに気づかない。フランス料理も中華料理もほとんど腐った肉を何とか食べられるように工夫したところから始まっている。中東の豚にはその中に人間に有害な微生物、虫が住んでいた。砂漠にはよく焼く木もない。太陽の下で日干ししかなかった。日干しぐらいでは死なない虫もいたのだろう。それで豚肉を食べなくなった。多くの人の健康のためにその文化を拡げるには宗教の教えの中にそれを組み込む必要があった。インドで牛を食べないのも同じ理屈。科学的思考は存在しなかった。今の日本でも科学的思考が出来る人は少ない。テレビによるムードや「あの人はあ〜なのよ、こうなのよ」という台所の裏の噂話で判断する。人の噂やムードで決めるより宗教の方が真理に近いかもね?そこには数百年、数千年続いた何かがあるから。新興宗教には先ず注意しましょう!
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