腰を伸ばす、腰骨を立てると言われます。日本人再生には腰を立てる教育が必要だと言われています。腰骨が立っている人に左翼はいません。鬱もいません。腰が経つと精神も立つからですね。そしてその先があります。腰骨に筋が入るというレベルです。この歳で、天風会33年で初めて気づきました。天風先生は幼少のころから武術を嗜んで来ました。満州で実戦を繰り返してきました。背筋が入っていたのでしょう？それが基礎、習い性になっていたので、クンバハカの会得が普通のヨギより遥かに早かったのでしょう。天風会員は世間の人達より姿勢が良いと言われています。それでも私から見ると問題があります。背骨を伸ばすと背筋を伸ばすは似ていてちょっと違うのでしょう？この歳でそんなことに気に付くとは思わなかった。クンバハカには必要な基礎条件です。
古い天風会員は言います、「天風先生は姿勢のことはうるさく言わなかった」と。姿勢を意識したら固くなる。固くなったら元も子もなくなるので言わなかったということに気づかないんですね。姿勢を忘れて正しい姿勢が大事なんです。正しい姿勢とは筋が経っていることです。筋が経つというのは経験してみないと分からない。理屈では出来ない。

先日の日曜日に背中に重い荷物を背負って重さをゼロにする術をみんなに教えましたが、背中が曲がり始めている80歳になる初参加の女性も力が入らずに背筋がシャキッとなって背に背負ってる重い荷物の重さを何も感じないで立っていました。勉強会が終われば元の曲がった姿勢に戻ってしまいましたが。
地球の中心は空洞になっているというのが私の説です。重力のバランスが取れて重力がゼロになるのです。重力がゼロになると空洞になるのです。女性の身体では子宮がそれに当たります。ゼロポイントという事ですよね。そこは丹田とも言います。そこから肚が生まれるのです。そしてそれがこれから本当の深いクンバハカに繋がって行くのです。

昨夕は寝るために6時にベッドに入った。身体の休みにはなったが寝られなかった。8時に起きて1時間ネットを見て9時にもう一度ベッドに戻った。気が付いたら朝の6時だった。空腹は感じないが普通に戻った。

先月もそうでしたが、意図しない録音がiPadから出ました。見えざる働きか？
天風先生の講演録を聴くことになりました。日向ぼっこ村で天風先生の録音を聴くのは初めてですね。天風先生存命の頃、病院から抜け出して天風先生の講演を聴きに来た人が次々に病が治って行った人が多かったという話しも古い人から聞きました。
昔、女性が米俵5俵担いでいました。そんな重い物をどうして担げるのだろう？と思っていました。そのコツと言うか理屈が分かりました。今日は重い荷物を背負ってその実習をしました。確かに男より女性の方がコツを掴みやすいようですね。男は身体が固いし姿勢の癖が付いているからコツを掴みにくいのかも知れません。筋肉の強さで持つ訳ではないというコツですね。重さを消すコツですね。以前、女性の姿勢を観察していて、女性は子宮を守るために姿勢が良いのだろうと思いつきました。姿勢が悪いと不均一な応力が子宮に働いてしまう。女性が男性より長生きする数ある理由の中の一つかも知れませんね。