「副交感神経が優位になるとまずウイルスを倒してくれるリンパ球の比率が増えます。さらに交感神経で収縮傾向にあった毛細管が解放され、全身の細胞に行き渡りやすい状態に。」とあります。クンバハカは本来人為的に出来ないはずの副交感神経を人為的に誘導して行う身体の態勢と理解すればより分かりますね。新型コロナを寄せ付けないには、「睡眠と呼吸」と書いたことがあります。きっとこの本から引用したのでしょう。
呼吸は交感神経と副交感神経の両方で働いているので、人間の意思で呼吸を通して副交感神経を活性化出来るのです。それがヨガを含めた種々の呼吸法ですね。ゆっくりやると害のある活性酸素の働きを弱めるのでしょう。
クンバハカは副交感神経を、神経反射の調節法は交感神経を使って行うものと理解すればより深く違いが分かりますね。クンバハカは方法論というより観念の力の使って行う態勢と言えるかも知れません。
因みに呼吸は、深い呼吸→腹式呼吸→丹田呼吸→プラーナヤーマ呼吸と進化させることが大事ですね。丹田呼吸法まではテクニックですが、プラーナヤーマ呼吸法はテクニックと観念の力の合算したものですね。これは天風会員なら誰でも耳にたこが出来るぐらい知っていることですが、観念の力の凄さをどれだけ解っているかは個人差が大きいかもね?私も充分解っているとは言えない。