少し本をめくる余裕が出来て来たので、「影印版心身統一哲医学」を見始めた。ある人は、「今までで一番感動した本」と言っていましたが、「真人生の探求」と同一か、またはそれ以上のものとして同一価値に扱って読むべきものですね。
著作権云々で販売・宣伝を天風会が出版者に対して規制しているようだけど、愚の骨頂だね。20年後、著作権が切れた時にそういう規制をかけた判断が天風会の愚かな歴史として公に残るだろう?そういう財団は20年後成り立たなくなる可能性があるな。教義に関する自由な学びの会の方が伸びるだろうな?
著作権で規制をかけることは、「教義を学び、会得して、人に伝える」という一本筋から逸脱することになる。学ぶことはあらゆる機会を利用しないといけない。機会の種々選択は各個人の裁量であって会が枠を嵌めるものではないな。
20年後も教義は残るだろうが、財団は無くなるかも知れないな?そのスタートは今回の著作権問題に対する対処の間違いだな。教義の内容に反して財団の器の小ささが証明されたのだから。本来、会は出版者に対して、自分たちの手元には無かった、尚且つ存在も知らなかったこの昭和17年版の発掘、復刻を感謝すべきものだな。そして会で教材に使うべきだな。そら~、自分たちの手元にあったものを関係ない人が勝手に復刻したのなら著作権を問題にすべきだが。古代の宝だって、それを見つけた発掘者に半分は権利があるのだから。
著作権が切れる20年後、この本の戦前の古い漢字使いから現代漢字に書き直されるだろう。今も40代の人でなかなかの人たちが呼吸法だとか、心の使い方とか、インドで直接学んで来て立派なことを教えている人が結構いるようだ。そういう人の現代的なやさしい表現とかノウハウと天風教義を合体させる人が、20年後以降出て来るかも知れないな?今の天風会で現代の若者を惹きつける潮流を掴んでいる先生はいないもんな。で、私は皮肉で言うのだが、「今の天風会は、健康養老院予備校だ」と。それにしても、著作権が消える20年後からの10年で流れは大きく変わるだろうな?楽しみだな。20年後、そして30年後、生きているかな~?いないだろうな~?男の独身者は早死にするらしいから。それに独身者は元気なうちに死なないと。
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