外注先へ行くのに時間があったので時間待ちのため喫茶店に入った。入り口に貼ってあった「いちごヨーグルト」の写真が美味しそうだったので頼んだ。「いちごを切らしておりまして苺ヨーグルトは出来ませんが、苺パフェなら出来ます」と。????
「ヨーグルトとパフェでは全然違うものでしょ」と心の中で思ったが、ウェイトレスが「確認してきます」と言ってまた戻ってきて言った。「はい、苺パフェなら出来ます」と。「そう、じゃぁ、流れに沿って苺パフェにしますか」と私は応えた。少し時間がかかって苺パフェが運ばれてきた。「え~?苺ジャムがちょっとのっているだけじゃん」と思ったが、「こんなの食べるの何年ぶりだろ~?」とウェイトレスに言ったらウェイトレスはニコニコしていた。
考えてみると一人で喫茶店でパフェなんか食べるの生まれて初めての経験だな。二十歳ぐらいの女の子のウェイトレスとの会話に逆らわずに決めた。ちょっと涙が出るような本を読みながらパフェを食べた。今日は時々涙を流しながら本を読みながら苺パフェを食べているおじさんになりました。カウンターからもしウェイトレスが私を見ていたら変なおじさんだわな~。
でもまあ、若くてかわいい女の子にデレ~っとなって言いなりになる中年の僕ということでもあるな。
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