クリック→→イギリスの料理が不味いわけ面白い見方だな、
「農業革命により、資本主義的農場経営が導入されると、村も祭りも消滅し、下層階級が豊かな食と音楽・舞踏を経験し、その能力を涵養(かんよう)する機会も失われた。食の能力は学校や教科書では伝授しにくい。豊かな食を大人たちとともに作り、食べる現場を、幼い頃から祭礼のたびに何度も経験して、はじめて食の能力は涵養される。それゆえ、産業化の過程で村と祭りを破壊したイギリスは、培ってきた食の能力を維持できず、味付けや調理の基準も衰退して、料理人の責任放棄が蔓延(まんえん)することとなった。他国の農業革命はイギリスほど徹底的に村と祭りを破壊しなかったので、民衆の食と音楽の能力は維持されたのである。」
多くの人が工場労働者になって家庭での料理の質が低下したのもあるんじゃないかな?何でも相似形なので、今の日本人も家庭の味についてイギリスの轍を踏まないようにしないといけないね。夕方、スーパーで家族分の弁当を買っている主婦を見ると、「簡単なもので良いから自分で作れ!」と怒鳴りつけたくなる。
PR