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シニア決死隊

こんなニュースがありました。
【原発危機に立ち上がった60歳以上の「シニア決死隊」】
2011年5月3日(火) ゆかしメディア・ニュース 
 復旧作業が続いている福島第一原子力発電所。しかし、本当の収束はいつになるのか、まだ誰にもわからない。というよりも、相当数の作業員が必要となることは予想できる。そんな国難を見かねて、現役を引退したシニアの元エンジニアたちが「福島原発暴発阻止行動プロジェクト」を立ち上げた。
■福島原発OBも参加?
 俺たちがやらなきゃ誰がやる! この呼びかけ人となった山田恭暉さん(72)は「色々な案は出ているけど、でもそれはだれがやるのとなった時にわれわれしかいないじゃないですか。次の世代の人たちに行かせて被害に遭わせるよりも、年齢的にも放射線量の害も少ないわれわれの世代が、持っている技術を集めて、やらなければダメだと考えたんです」と話す。
 参加資格は60歳以上で現場作業に耐えうる体力と経験を持っていることだ。そして、実際に募集をスタートしてから現在で1カ月弱となるが、ともに現場で働きたいという人が約50人、そして趣旨に賛同するという人が約260人いるのだという。
 暴発を防ぐためには一時的な対応でなく、10年単位で作動する冷却設備を設置し、故障することなく運転しなければならない。 それを、すでに高度に放射能汚染された環境下で行う。そのために、大量の人数が必要となることは言うまでもなく、しかも経験がなくてはならない。 現場での作業を希望する人たちの中には、かつて福島第一原発で働いていた経験があるという人からも応募があったのだという。まさに心強い限りだ。日本も捨てたものではない。
■「恐いに決まってる」
 いくら百戦錬磨の技術者たちでも、実際に汚染された現場で作業はさすがにしたことはない。不安と恐怖があっても当然で、今の幸せな生活は保証されないかもしれない。それでもあえて、志願する。 山田さんは東大工学部を卒業後に住友金属工業で、プラント関係などの技術者を務めた。「わたしも年金生活者です。趣味を楽しんでいます」と、書道をしたり、最近始めた自転車で、ハワイの自転車レースに参加する計画だったという。 長く国のために奉公し、現在は悠々自適な生活を送っていたところ、無理に命がけの現場に行く必要はないように思える。「恐くないのか? 恐いに決まってるじゃないですか。でも、われわれの腹は決まっていますから」と決意は動かない。
 これほどの国難、シニア世代が持つ技術を国のために、そして、次世代の若者のために最後のご奉公をしたいという気持ちは揺るがない。 「ありがたいことに、20代や30代の人も応募してきてくれるのですが、それは全てお断りしています。これから子供を残し、未来のために働いてくれる若い人たちを犠牲にはできません。そのために立ち上げたのですから」 若い人たちに作業はさせないが賛同者という形で名前を残しているそうだ。仲間は多ければ多いほどいいそうで、また、あらゆる職種の人が必要になると考えており、理系だけでなく文系の人でも仕事が発生する可能性があるため、人手は欲しいという。 「福島原発暴発阻止行動プロジェクト」は現在、政治サイドに働きかけを行っており、何としても実現に持っていきたい運びだという。
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