東北地方の大地震で日本の信用が上がることになります。新幹線や電車で、特に新幹線、脱線事故がないこと。これから原発事故がどうなっていくか分かりませんが想定以上の地震が起きても被害が小さいこと、そしてこの地震により、より安全対策のノウハウを日本が身につけることになること。パニックになる人間がいないこと。整然とタクシー乗り場に列を作り騒ぐことなく待つこと。そういうことが外国から見て評価されることになる。
それにしてもテレビの、特に民放のアナウンサーや評論家、専門家のコメントのレベルの低さにはあきれかえる。
これから２、３年災害復興景気に湧くことになります。土木、建築、自動車、白物家電などですね。その代わり国債の赤字は増えます。保険会社は青くなっているかも？地震免責は多いだろうけど、それでも保険金の支払いが多くなる。
もし亡くなった人が二千人ぐらいなら奇跡ですね。日本の地震対策が功を奏したと言うことです。津波による直接被害は如何ともしがたいが、地震の規模に比較して倒壊ビルが非常に少ない。地震と津波が夜中に起きていたら人的被害はさらに甚大になっていたでしょう。
とにかく心配なのは原発ですね。想定以上の地震が起きたので事故・放射能漏れは仕方がないは原発では許されない。自家発電タービンが１セットしか無いのは信じがたい。フェール・セーフシステム（二重では足らない三重以上の安全対策）が足らなすぎる。
今頃、建築・土建屋やそれらの商社は材木や鉄骨、セメントの買い占めに走っていることだろう。