今日、安定打坐の最中に、たまたま私が目を開けた時に私の斜め三列前の人が、浮わっと上半身が左に倒れ始めた。「ヤバい!貧血か?」と彼の頭が心臓より低くなる前に頭を支えなくては!とサッと動いて彼の頭と上半身を支えた。貧血の青い顔色は質(たち)が悪かった。首元を見たら丸い穴が塞がっているのが見えた。首に穴を開けて栄養を取っていたとか人口呼吸器を入れていた痕だと判断した。たくさんの薬が身体の中に残っている状態での貧血のようなので一分一秒が大事になるケースもあるので、近寄って来たリーダーに「救急車を呼んで!」と言ったら、「上に医者の○○さんが居るから呼んできます。」と救急車を呼ぶのに躊躇したようだった。ほんの一分後ぐらいに椅子に座らせ直したその人がまた倒れ始めた。「救急車を呼んで!」ともう一度私は言った。
こういう場合は近くに医者がいても脈を診るぐらいしか出来ない。先に救急車を呼んでから近くにいる医者を呼びに行くのが正しいと思う。そういう瞬間的判断と断行は日本人は出来ないようだ。日本人には緊急事態マニュアルが必要なんだな?日本人はマニュアルが無いと素早く適切に動けないようだ。
天風教義が教えている五つの潜勢力とかをいつも口では言っていても緊急時には何も身に付いていないようだ。
倒れた人にヒーリングをしようかとも考えたけど、彼の病の根が深過ぎると思ったので止めた。気を入れるにも眉間なのか?心臓なのか?判断出来なかったし、ヒーリングしている姿を人に見られたくなかったしね。状態が悪化していくようだったら気を入れるしかないかな?と傍で会員である医者がしている対応を見ながらしばらく観察していた。そうこうしているうちにやっと救急車が来た。
今日のことは良いケーススタディとして緊急時マニュアル制作と訓練をして貰いたいものだな。今年の夏は暑くなるという説もあるから。毎年、夏は暑いけど。
ちなみに今日倒れて横になっている人の傍に私の知らないスーツを着て革靴の男の人がいた。腹の上に手をかざしていたので気を入れているのか?と思った。救急車が出て行くのを確認してその人に尋ねた、「お腹の上に手をかざしていたのは気を送っていたのですか?」と。そしたら、脈を確認していたとのこと。今日の見学者の中の一人だったのかも知れないが?医者だったのかも?
ちょうど、みずおち当たりの上に手をかざして脈を診るというのはただもんじゃないかも?
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