肺を動かすのは肺の周りを包んでいる各種筋肉(横隔膜含む)なんですよね。年を取ると特に背中の部分の筋肉が固まって動かさなくなる。胸呼吸だけしていると横隔膜も動かさなくなる。で、それらの筋肉で動かしている肺の部分が呼吸にあまり使われなくなる。呼吸で使われない肺の部位は温度が低くなる。そこがちょうどウイルスの繁殖に好都合な場所になる。で、結果そこが肺炎になる。
呼吸することは、ヘモグロビンに酸素がくっつくこと。酸素がくっつくことは燃えるということで温度が上がる。高い温度ではコロナ・ウイルスは生きられない。
故に肺全体を呼吸に使う完全呼吸法はウイルスに負けない、肺炎にならない呼吸法になる。天風教義の呼吸操練はそういう筋肉鍛錬システムになっている。
という理屈を動作ごとに分解して日向ぼっこ村勉強会で約2年間伝えて来た。
天風会でそんな理屈は教わって来なかったし、今も誰も教えていないと思うな。
しかしそれを教える意味ある時期はもう過ぎたから、これからは哲学主体だな。
ちなみに呼吸操練の準備運動(身体のバランスを整え姿勢を補正する。)としては毎回指導して貰っている自力整体が凄く良いね。2年前の夏に発症したパーキンソン病も初期の段階で概ね治った。最初は「えっ!何、これ?」だったね。
因みに結核菌もウイルスと同じ。故に天風先生も結核が治ったということです。
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