防空識別圏というのは、その空域を飛んでいる飛行機が許可無く領空に入らないように監視するという意味で攻撃するという意味ではないのだけれど。
中国は攻撃するみたいな言い方をしているみたいですね。
防空識別圏というのは領空ではないのだから、お互いが監視する領域が重なっても問題は無いはずなんだけど。で、中国はそんな領域をカバーする地上レーダーが無いので常時戦闘機を飛ばして監視するみたいな記事がある。もちろん中国は地上監視レーダーが無いとは口が裂けても言えない。
常に戦闘機を監視飛行に飛ばすというのは燃料費も含めて大変なコストがかかると思うな。監視なんて戦闘機でなくてレーダーを積んだのんびりした飛行機で充分なんだと思うけどね。
そんな矛盾を感じていたら、中国は早期警戒機(広範囲なレーダーを持った監視機)と戦闘機を常時飛ばすというニュースがあった。戦闘機は別ですが、本来それが先なんですよね。だから中国は、訳の分からないまま自分の口が先走って、「えっ、違うの?で、どうすれば良いの?」と自分で自分の作った穴に落ち込んでいるみたい。それでも面子が最優先の国だから強気を崩さない。
別な見方をすると、魚釣島(尖閣諸島)は中国の領土だと主張しながら今までその空域を監視していなかったということですね。
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