12月号の「志るべ」である講師がクンバハカを解説していたが、よく勉強しているが私から見ると結論が間違っている。肛門括約筋を締めて肛門挙筋を引き上げるという事が出来る人を見てみたい。下痢を我慢する状態はそれに近いが。天風先生は冷たい川の水の中で肛門が締まっていたと言っている。肉体を守るために身体の条件反射でそうなっていたんですね。そうなるような条件反射を作らないといけないのです。肛門括約筋は自分の意思で締められけど、肛門挙筋は自分の意思で引き上げられない。さらに肛門括約筋を締めた状態で肛門挙筋を引き上げるのは至難の業だ。そうできるコツを身に付けるのに私は30年かかった。日向ぼっこ村勉強会ではそのコツを伝授している。やり方は一通りではない。別なやり方を見つけているのはあべまりあさんだね。心身統一合気道を創設した藤平光一氏も別な方法を見つけたのだろう。方法はいろいろあるのだろう。それぞれの方法を発見した者同士情報交換をしたいね。
天風先生が偉大過ぎて天風会は進化向上が無いのだろう?進化しないと単なる形式化と狭い教条化になって会は衰える。世間では天風本がいっぱい読まれているのに。何万何十万人が会員なっても不思議ではない内容なのにね。
前にも書いたことあるけど、入会3年目に70代の偉い人らしい人が、クンバハカは30年経ってもまだ分からないと言っていた。「馬鹿じゃないの?肩の力を抜いて臍下丹田に気を込めて肛門を締めるだけじゃない?そんなこと入会3年目の僕でも分かるのに」と思ったことがある。あの年寄りは分からないことが分かっていた偉い人だったんだな。昔は天風先生という見本がいたから見える人には違いが見えたんだな。
ある意味でクンバハカという暗号を解くヒントとして神経反射の調節法を教えていたのかもね?もちろんそれだけでも庶民には充分効果はあるけどね。肛門を締めるのでなく自然に締まるような態勢を作るという事を山田務名先生から毎回教わっていた。
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