ブナなどの木に耳を当てると水を吸い上げている音が聞こえます。
森や公園で心静かに瞑想していると蟻の足音が聞こえてきます。
昨日、瞑想するつもりもなく、結果として半瞑想状態で目を開けて椅子に座っているとシャー、シャー、シャーという規則正しい音が聞こえてきました。
「何の音だろう?」とさらに耳を澄ませたが良く分からない。さらに音を観察していると耳の内側の奥から聞こえてきているのが分かりました。
心臓が血液を押し出して血管に流れる音でした。
こういう感覚の音は始めてかも知れない?
天風先生も血液が血管の中を流れる音が聞こえると言っていたそうです。
まあ、瞑想をしない普通の人は、「血流の音や蟻の歩く足音なんか人間の耳で聞こえるはずがない!」と叫ぶことでしょうが。
蟻の足音も聞こうとすると聞こえないものなので、聞こうとして聞こえる音は大したことが無いということですね。思考もそういうことですね。
あうだこうだと考える思考は大したこと無いということですね。
思考の中で一番くだらないのは、誰がどうしたこうした、あの人はこうだあうだという他人に対するマイナス感情と思考ですね。思考エネルギーの無駄遣いですね。「人の悪口は女の生きがい」と言った人がいますが・・・・。
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