武道でもスポーツでもアナウンスでも踊り、バレーでも日本では何にせよ、
「臍下丹田に気を込め、そこに重心を置く」というのが重要視されています。
一流になればなるほど、身体がどう動こうが重心はぶれない。
でも最近重心は、お尻、又は会陰に持ってきた方が、クンバハカに入りやすいと感じる。剣道や居合道では、足は親指で大地を掴むようにというのが基本だが、それはある段階までで、それ以上の実力を会得するには、身体全体のバランスが取れながらも、いかなる筋肉も働かせてはいけない姿勢が必要になる。すなわち、足の親指で大地を掴んではいけない。今、休んでいる筋肉だけが次の瞬間動くことが出来る。日本人同士なら臍下丹田でいいのだが、世界を相手に金(優勝)を獲るには考え直さないといけないかも知れない。
天風先生は、「無念無想になるのは難しい。その世界にヒョイッ!と自分を入れろ!」みたいなことを言っている。私も四次元、五次元の世界にヒョイッと入れている。「ブザーの終わった後の瞬間的静寂に自分を入れるというやり方があるが、ブザーの音の中に自分を入れてみろ。」と香里夏期修練会で教わったが、観念要素の更改が充分出来ていない人がそれをやって出来れば危険でもある。実際、安定打坐で、青色が拡がり、黒だったか?龍が出てきたと話した初心者がいた。これは危険な要素ですね。私も初めての修練会で不動明王と鎌倉の大仏が出てきた。それは初心者がビギナーズラックで一心が深く取れている証ではあるけれど、それは魔鏡なんですよね。それが魔鏡だと知れば、そういうのは二度と出てこない。私がみんなの前でそんな話をする訳にはいかないもんな~?講師の先生はそういうことを言った人に後フォローをしているのだろうか?
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