サンフランシスコの韓国系アメリカ人経営の小さなサンドイッチ屋のモーニングが懐かしい。新鮮な卵と野菜で余計な味を付けていないサンドウィッチ。
卵もほんの少しの味付けだけ。土曜の午前は駅構内の喫茶店でモーニングを食べるがマーガリンはもう口に合わない。どちらかというと気持ち悪い。卵もコストを低くするために余計なものが入っている。何となく美味しいモーニングが食べたい気持ちが消えない。しかし今のところ日本で美味しいモーニングの店は知らない。
美味しい店は二通りあるな。「また行きたい」と「また行っても良い」だな。
サンフランシスコで初日に連れて行って貰った海鮮料理の店は美味しかったけれど、「また行っても良い」ぐらいの感じだな。
「また行きたい。」は、懲り過ぎていないシンプルな味付けの店だな。
チェーン店の味はダメだな。食べ物は作っている人の心が入るな。コンビニやスーパーのものでも分かる。アメリカのスーパーのサンドウィッチに比べれば日本のコンビニのは作っている人のまじめさが伝わってくる。アメリカのスーパーの食品には労働者の心が入っていない。労働の義務で流れ作業の作業をしているだけ。ミュンヘンで入った和食の店で一口食べて、「ここの料理人であるオーナーは武道をやっているな?」と分かった。後から見たらオーナーはそんな風情があった。味からそんなことも分かる。
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