今日、小豆島に移住した人達の話が載っている本を買った。その中に、「小豆島では冬に採れる作物の種類が一番多く、かつ一番美味しい」と。
これって?島の人間には気づけないよね。当たり前すぎて。
「えっ?これって、世界の中で凄いことかも?四季それぞれに違った作物が出来て、なおかつ冬が一番種類が多くて美味しいなんて、世界にどれくらいあるのだろうか?一年中夏の国もあるけど、そこでは一年中同じものが出来て同じ味なんだよね。または冬に作物が出来ない国は多いよね。小豆島は自給自足の出来る島と書いている移住者もいる。一年中野菜や果物が採れて、海ではいつでも魚がいて子供でも捕れる。沖縄だって一年中いろんなものが採れるけど、春夏秋冬のメリハリがあまり無いよね。高知県だって宮崎県だって同じじゃないか?という見方をする人もいるだろうけど、確かにそういう面はあるけど、こじんまりと全部出来る場所は少ない。窓を開けると前に海があって、後ろには山があって、その間に畑があって、今日は海に行こうか?山に行こうか?と選択できる場所は少ないと思うな。地中海だって同じ環境という見方も出来るけど、ほとんど禿げ山でオリーブの木ぐらいしかない。作物の種類が少ないよね。昨年6月にミュンヘンの畑も見たけれど夏でも作物の種類は少なかった。
PR