ひとつの地域で一人が新商品を開発して地域振興のために、そのノウハウを私心無く周りの人に惜しみなく与え、多くの人が会社を興し地域が発展したケースは日本の地域史には多い。茶道も表と裏が切磋琢磨して全体として茶の世界が拡がった。天風先生の心とは裏腹に天風会にはそのような大きな心は無い。だから少しづつ衰退するし、高いレベルで会得出来る人も生まれないのだろう。敢えてライバルを認め、お互いに情報交換して切磋琢磨することが発展と深化に繋がる。真面目は必要だけど、心の狭い真面目さだけではなあ~?
アメリカやヨーロッパは一社独占を目指すが、日本も今はアメリカ流思考が主流かも知れないが、かつては地域全体による発展を考えたということですよね。
「一つのものが二つに分かれ、それらが再び合流した時、そこに新しい文化文明が生まれる。」これは、私が約20年前に聞いた天(神)の声です。
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