高校二年の時の担任の先生からいつもの年賀状が来ていない。友人たちに確かめたら来ていないという。脊髄が赤血球を作れない病(ガン?)になっている。
2年半前に余命3年と言っていた。それを知って、昨年の正月に初めての同窓会をして、昨年、一昨年のお盆に先生の自宅に数人で伺って良かった。同窓会は間に合って良かった。もう会えることは無いだろう?先生も教師とか校長という役目以外にいろいろ活動して国から勲章を貰って天皇陛下にも会えているし、やれることはやった満足の人生だったのじゃないのかな?たかが学校の先生であれだけ活動した先生は他にいないな。そういう先生に学べたことは本当に幸運だったと思う。私が40歳の時に先生が校長として母校に赴任してきた時に友人と学校に伺った。で、私は先生に質問した。「先生は何の先生でしたっけ?」と。友人が、「何、バカなこと言っているんだ?お前と同じ物理だろう!」と。先生のことはよく覚えていたけど授業のことは何も覚えていなかった。それから少しづつ思い出したが。まあ、私にとっても高二の時は頭の中が勉強どころではなかったからね。死線を彷徨った年だったからね。
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