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家族

昨日、私が歩いている前をあるマンションから若いカップルが手を繋いで歩いて出てきた。私の前に出てきたので後ろ姿だが、女性は太っていてヨタヨタとゆっくりと歩いていた。「よくこんな女の子とつきあえるな」と思いながら、追い抜きざまに少し横顔を見たら、男は二十歳前後、女の子は15,6歳の、まま重度のダウン症らしき子だった。お兄ちゃんがダウン症である妹と手を繋いでどこかに一緒に行く様子だった。そのお兄ちゃんを含めたその家族がダウン症の女の子をとても大切にしているような空気が漂っていた。きっとその女の子はその家族の天使なんだろうなと思った。ちょっと涙が出そうになった。
先週は同じくある夕方のあるバス停でお父さんと小学2,3年の男の子と2歳ぐらいの女の子とおばあちゃんがバスを待っていた。バスが来るとおばあちゃんは見送っただけでバスに乗らなかった。男の子はしっかりしている感じで、女の子はとても可愛い子だった。おばあちゃん家に遊びに来ていたのだろう。
でも何かが暗かった。「今日はおばあちゃん家に遊びに来て楽しかった!これからママが待っているお家に帰るんだ!楽しいな!」という空気では無かった。これから誰も待っていないお家に帰るという感じだった。2歳の女の子は母親に甘えたい盛りなんだろうけど、2歳でも甘えてはいけない、悲しんではいけないということを知って健気に歩いている感じだった。終着である駅前でバスを降りて一緒に歩いているその家族をチラッチラッと見ていたら涙が出てきた。
見えないものが見えない人が見ると、「ただの家族よ、母親はその日、何かの用事で外出していただけよ!」と言うのだろうな?私もそうあって欲しいと思うが。



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