板橋1丁目のマンションをすべて引き払って武蔵浦和のマンションと板橋4丁目のアパートに引っ越しました。この2週間は私にとって時間が止まっている中での動きのような感じでした。板橋のマンションは一日一日、「気」が大きく変化してビックリしましたが、「良し!」と思っていろいろやって最後はまるで神社のような「気」の状態にして買い手に引き渡しました。「気」が分かる人がドアを開けて入るときっとビックリするでしょうね。でもそんな人はいません。買い手は護国寺の近く(大塚警察の裏)住んでいる人で、移管事務を担当した司法書士はまずまず若い女性でしたが彼女の先祖の墓が護国寺にあって時々お参りしているとのこと。仲介不動産屋さんのかつて小石川に住んでいて大塚、護国寺はよく知っているとのこと。なんか気がついたら見えない糸で知らないうちに繋がっているみたいな・・・?
まあ、それにしても約22年半一緒に暮らした良い女と別れるような感じでした。家というのは「女性性」の「気」を持っているんですね、きっと。
武蔵浦和のマンションは当然ですが生活の感覚が強すぎる場所なので私の仕事時間に隣で干した布団を叩く音が聞こえたり、なんか分からないけれど夫婦げんかの声が聞こえたり、目の前のコミュニティ会館では昼間からカラオケ大会の歌声が聞こえたり、「私はいったいどこの国に来たのだろう?日本語が話されている外国」みたいな感じです。今までの板橋のマンションは都内にもかかわらず昼も夜もとても静かな場所だったんです。そして歩いて数分以内にほとんどのものがある便利な場所だったんです。
ちなみに移管事務処理をする司法書士の人曰く、「この印鑑は良い印鑑ですね。押しててよく分かります。これから運が付きそうな感じですね」みたいなことを言っていました。
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