英語サークルを始めて35年。毎週土曜、よくぞ続いた35年でもありますが、なかなか上達しないのも実感ですが、外国の史料をたくさん読む評論家や翻訳者などはどうやって勉強しているのだろう?と思いますね。
昨日もある文章の中の「レジメ」という単語の意味を私以外は履歴書と訳した。
私は、「販売戦略の要項」と訳した。私は、「今の時代、履歴書なんてメールで予め読んでいるので、ビジネスで面談のために人と会って始めて相手の履歴書を読むなんてあり得ない!」と言ったら、「そんなことないわよ!ここは履歴書と解釈するしかないわよ!」でした。私の解釈に誰も賛同しなかった。それだけ英語は解釈の曖昧な言語ですね。辞書に載っている単語数も確か日本語(広辞苑)が一番多いはずです。言葉の単語が多いということはそれだけ文章の意味が明確になるということですね。そして表現の多様性が生まれる。
35年の結論として、日本語は最も成熟した最高度な言語だということですね。誰の訳か忘れましたが、「Blue Moon」を「月は泣いている」と訳する文化だもんな~!日本は。確か、Godを「お陰様」と訳したのもあったかな?凄いよね。
日本嫌いの団塊の世代は、「日本語なんて文明度の低い原始言語よ。」と言う。
英語やドイツ語などはラテン語から派生した方言みたいなものですね。
ラテン語をマスターすればヨーロッパのそれぞれの言語は3ヶ月でマスター出来ると読んだ記憶があります。まあ、英語は人を説得してごまかして議論に勝つ言語だと思いますね。英語はある意味、成熟していない新しい言語だから世界共通語として使いやすい、学びやすい言語だという説を唱える評論家もいます。
日本の大きな本屋に行くと、ほんとにあらゆる外国の書籍が日本語に翻訳されている。「こんな本、ほとんど売れないだろうに?」と思うような物も翻訳されて売られている。本が売れないと言いながら膨大な本が毎月出版されている。
いろんな言語の本を自国語で翻訳しているのは日本だけだと思うますね。
たくさんの国が英語の本をそのまま教科書にして英語で教えていますが、それは自国語に翻訳する言葉・単語が無いからですね。
日本語が読めると世界中の本が読めることになる訳です。中国の古典も読めれば英語の古典も読める。英語の教育法は日本が一番たくさんあり、優れているらしい。英語教育法を学ぶには日本で学ぶのが一番と聞いたことがあります。まあ、それだけ日本は英語をマスターするのに四苦八苦している証拠でもありますが。
当たり前に翻訳本が本屋の書棚に並んでいるということは、日本語のレベルの高さを証明しているわけですね。
ついでに日本の米文化をアフリカの食料救済の手としての日本人の活動。
さらについでにこれも紹介しときましょう。
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