今日、渋谷からの帰り埼京線に乗っていると新宿駅で２０代のスポーツマンぽい学生に、「どうぞ」と席を譲られた。「ありがとう」と言って席を譲って貰ったが、心の中では、「このやろう！俺はそんな歳じゃねぇ！」と思ったが、譲ってくれる心に応えるのが年寄りの若者に対する親切だからね。素直に感謝して座った。
マンションに帰ったら高二の時の担任（物理の先生）から手紙が届いていた。
血液癌で余命２年とある。「生かされている分、きちんと生きています。」とある。
まあ、先生らしいね。また一度会わないといけないな、と思いつつ機会が無かった。先生に電話して８／１４に友人と高松まで会いに行くことにした。高校に校長として戻ってきた時に会ってから２０年ぶりぐらいかな？
電気を出て自衛隊幹部になった友人と二人で行くことになるのかな？それとも三人になるかな？四人になるかな？高校の時はクラス４０名中男子１４名だったもんな。内、理科系は３名だったかな？それぞれ進学は薬学、電気、そして私、物理だった。成績別クラスだったので男は少なかった。女の子の方がまじめに勉強するもんね。高校のクラス会というのはしたことが無い。毎年二回、成績順にクラス入れ替えがあったし、男子が少ない大人しいクラスだったけど、大人しい分まとまりも無かったし、クラスをまとめるリーダーもいなかったから。私も何の勉強もしないでいたから一度普通クラスに落ちたことがある。私が大学受験勉強始めたのは高校三年の９月からですね。それまではほとんど勉強していない。
友達に電話した。少なくとも３人では先生に会いに行くことになった。
一人は今年に入ってから免疫力や抵抗力が、ガタンと落ちたと言っている。
一人は耳が遠くなっているという。あ～ぁ、元気溌剌なのは俺だけか？
自衛隊ＯＢの友人は相変わらず元気みたいだ。自衛隊で鍛えているからね。
一人の女性にも電話した。中高とクラスが同じだったが女を意識しないで男と同じ感覚で話せる女子だった。私は今も彼女とは男と話す口調で話している。
今回、電話でいろいろ聞いたが、「えっ？おまえ、子供の時からそんなストレスのある生活をしていたの？」始めて聞いたな、家族事情を。知らなかった。
道理で、高校時代の不良一歩手前の突っ張った生活態度の理由がこの歳になって始めて理解出来た。高校３年の時だったかな？２年の時だったかな？
どちらか覚えていないけど、彼女は胃潰瘍になったと私に話したことがある。
見た目の家柄じゃなくて、子供は優しい出来た母親の元で育つべきだよね。
この歳になっても尾を引く。ちなみに私が彼女に惚れているという噂があったが、私は人から誤解されることは気にしない人間なので、そのままにほっといた。今でも誤解している奴がいた。