前にも書いたけれど、外交と防衛は今の民主主義では成り立たない。なぜならまだ国民の知識と思考能力が熟していないから。内政に関しては多数決の民主主義で良いと思うが、内政は国民主権でなく、官僚主権になっている。官僚から見ると、「無知蒙昧な国民の意思に任せることは出来ない」ということだな。
江戸時代が今のような民主主義だったなら日本国民は開国を選んだろうか?
日ロ戦争前に今のような民主主義なら国民は軍事力の増強、軍艦の無謀な買い付けに猛反対をして政権は崩壊していただろう。そして日本列島はロシアに翻弄されていただろう。国民が気づいた時には時既に遅しになっていただろう。当時の政治家が命がけで国民の豊かさをある程度犠牲にして日本の未来の安全を図ったからその結果がある。
いつの時代でも国民はどのように国を守るかということに余りにも無知だな。
でもそれは自然なことだ。どこの国でも国民感情というのはそういうものだ。
特に日本ではGHQによる日本国民の自立自尊の精神を破壊する
ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムが今も生き続けているということですね。
「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムを解除する!」というアメリカ政府による公式の発表が無い限り多くの日本人はそれを信じ続けるのだろうか?
小野田さんが戦争が終わって何年も経った後でも戦争中の上官の任務解除の命令を直接受けるまでミンダナオ島の山を下りなかったように、日本人はサンフランシスコ条約で独立を回復したにもかかわらず、まだウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムを守り続けている。
戦争を継続した小野田さん、WGIPを自主的に自ら継続している教師(日教組)とマスメディア。何か同じ気がするな。日本人の生真面目さが裏目に出ている。
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