どうせ近い将来アルツハイマーで記憶が消えるのだから、悩む必要はない。消えてしまうものをいくら悩んだってしょうがないだろうに。
また逆にパートナーがアルツハイマー初期症状で本当に記憶が消えた過去の過ちをいつまでも怒っていてもしょうがない。怒っても拍子抜けするだけ。相手は何のことだか本当に分からないのだから。怒るのは相手が分かるから意味がある。
「許すより忘れろ」という天風先生の言葉が新しい意味を持ってくる。

勇気を振り絞ってぶつかってみて、出てくる結論は拍子抜けするんだなぁ～、これが。
「そうだようなぁ、俺の結論はこんなもんだよなぁ！」と。
でも、あ～だ、こうだと勝手な思考と思いこみをするよりははるかにすっきりすることになる。
「何でもやってみるもの、言ってみるもの」ということが歳とともに分かってきた。
「悟ったときは常に遅すぎる」とテレビ番組のタイトルにあったけれど、そういうもんですね、凡人の人生は。

運命はやはり存在するような気がするなぁ～。でもやってくる運命は結果を導かない。運命をものにするには勇気が必要なんだな、恐れない勇気が、怖いということにぶつかっていく勇気が。

「思考は現実化する」という話がいろんなところに書かれていますが、そうかも知れませんが妄想は実現しないと思います。思考と夢と妄想の違いは何でしょうか？それは難しい問題です。まあ、妄想で暴走することはよくあることですが。
「思考は現実化し、妄想は暴走と化す」ということですね。

あ～、人間てどうしてこんなに馬鹿なんだろう？
どうしてくだらんことに、あ～だこ～だと悩むんだろう？
それはそれ、これはこれと分ければ良いのに。
せっかく人間として肉体を持って生まれてきているのに。