AIIBの企画が中国で発表された時、多くのメディアや評論家は、
「バスに乗り遅れるべきでない!」と日本のAIIB参加を押していた。その意見に従って多くの嫌日日本人もバスに乗り遅れないためにAIIBに参加すべきと言っていた。私は最初から一貫して日本のAIIB参加には反対してきた。
それは中国の詐欺だから。世界からドルで集めて、中国の過剰生産材を消費するためであり、現地では世界から集めたドルではなく、元を使って工事をして元で支払い、多くのドルは自分の懐に集めようとする企画だということが明かなのに、ほとんどの日本人はそれが見抜けないでいた。
かつて民主党を政権として選んだ人達、AIIBに参加すべきだと言っていた人達はどうなったのだろう?その反省は何も無いように見えるな。
ちなみに、「バスに乗り遅れるな!」という声はかつてもありました。それは日独伊三国同盟ですね。「ドイツの勢いのバスに乗り遅れるな!」と同じですね。
日本人は何も学習していないのですね。自分の運転するバス以外は基本的には乗ってはいけない。国連もそうですね。五カ国の常任理事国より1ドル安い参加費用を払うべきだよね。常任理事国は拒否権を持っているということは責任も持っているのだから、日本はその五カ国より多くの分担金は払う必要は無いし、払うべきではないよね。「国連というバスに乗り遅れるな!」という意識でいっぱいお金を払ってきたんだよね。でも分担金をそんなに払わなくても、日本の立場は何も変わっていなかったと思うな。「常任理事国の名誉のために、日本は常任5カ国より1ドルだけ低い分担金を担う。」と言っていれば良かった。
「バスに乗り遅れるな!」という思考は国際政治においては危険だよね。
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